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＼ 種から育てて小さな生き物たちの居場所を増やしていきましょう ／

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●和名：サンショウバラ（山椒薔薇）
●学名：Rosa hirtula
　バラ科　耐寒性落葉小高木
　好む場所：湿り気のある日向〜木陰
　花期：6月
　高さ：80〜500cm
●採種地：山梨県
●採種年月：2023年9月〜10月
●数量：10粒（種子消毒無し）
●適地：冷涼地・中間地・暖地
●播種時期：春または秋
●発芽有効期限：採種年月より約2年
　※冷蔵庫で密閉保存した場合の目安として参考にしてください

◆イラストパッケージサイズ：折畳み時 148mm×105mm（ハガキ大）、広げ時 148mm×420mm

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〜 ポール・スミザーによる解説 〜

富士箱根周辺だけに自生する原種のバラ。日本固有種で絶滅危惧種に指定されている。

一年に一度、6月頃に大きく立派な一重の花を咲かせる。薄いピンク色で香りは控え目。
サンショウにそっくりな葉は小さく、樹高が３m位になっても重たく感じない。
自然樹形が美しく上品さを感じさせる。毛深く棘だらけの大きな実も面白い。

放っておいても元気に育ち、かなり長生き。バーク堆肥だけでも毎年花を咲かせてくれる。
毎年の剪定も不要で、たまに勢いが無い古い枝を切るくらいでOK。
普通の低木と同じような扱いで、街中の花壇でも活躍してくれる。
ハチもよく来る。

発芽には普通２年かかるので、早く発芽させるために、1月〜2月頃プラグトレイに種を蒔いた後、「20°Cで約2ヶ月間」保管し、その後「5°Cの低温で約1ヶ月間」保管してみよう。

イラストに登場してくれた小さな生き物はお馴染みのカエル。
環境の変化に敏感なカエルがいるということは、周りの環境が健康であることの証だよ。

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〜 庭を小さな生き物たちの揺りかごにしよう 〜

このタネは、ポールの農場（山梨県/長野県）で採取したもの。
冬の間、じっくり乾燥させ、ポールがフライパンやザルなどを使って殻やゴミを取り除き、無消毒でお届けします。

パッケージのイラストコンセプトは「植物と小さな生き物」。
植物を育てるということは、植物だけでなく、植物を頼りにする小さな生き物たちを育てることでもある、ということを伝えたいと願っています。

▼パッケージの表面には植物の詳細、裏面には種の蒔き方をご紹介しています（写真はシラネセンキュウ）

（↑）おなじみ、カエルのジェム・プラントがしっかり？解説してくれますよ。

▼ポールによるタネの準備風景は下の画像をクリック！


小さな生き物たちに頼りにされる植物を育て続ける、そのささやかな積み重ねが「自然の韻（うた）が聞こえる庭」につながっていくはずです。